合格者の声Successful interview

HTML5プロフェッショナル
認定試験 レベル2 認定者

Web技術の知識が拡がって
今までは見えなかった
気づかなかったことが見える

株式会社ecbeing
製品開発本部
マイクロサービス開発統括部/プロダクト開発部

鈴木 浩一さん(仮名、写真左)

佐藤 卓さん(仮名、写真中央)

製品開発本部 テックリード

田中 昌範さん(仮名、写真右)

HTML5プロフェッショナル認定は、その名称の通り、HTML / CSS /JavaScriptといったWeb技術に関する技術と知識の実力を確認するための認定です。中でもHTML5プロフェッショナル認定レベル2は、システム間の連携や動的Webコンテンツの開発・設計の能力認定を主眼として、JavaScriptなどの幅広い知識を問うものです。いわばWeb開発・運用のエキスパートといえるこの認定を取得された、株式会社ecbeingの若手エンジニアお2人に、認定取得の狙いや試験対策、学習を通じて得られたものなどについて伺いました。
※会社およびご本人方のご希望により、記事中に登場される皆様は仮名とさせていただきます。

Interview01

きっかけ

入社1~2年目の若手エンジニア
全員で認定取得にチャレンジ

株式会社ecbeing(イーシービーイング)は、ECサイトの構築はもちろんのことコーポレートサイト、サービスサイトなど、幅広い企業・組織のWebサイト構築までを手がける企業です。また、サイトの構築に加えてECに関するビジネスコンサルティングやサイトデザインの企画・制作、実際の運用におけるプロモーションやマーケティング、インフラサービスまでをフルに提供。株式会社ソフトクリエイトホールディングスのグループ企業として、現在の従業員数は860名を超え、ECのプロフェッショナル集団として多くの実績を誇っています。

今回登場いただく鈴木さん(仮名、写真右)と佐藤さん(仮名、写真左)は、同社の製品開発本部に所属する若手エンジニアです。お2人とも大学院を卒業して新卒で入社。今年で鈴木さんは3年目で、マイクロサービスの開発担当。佐藤さんは2年目で、ECサイトのパッケージ製品のカスタマイズを手がけています。

お2人が今回、HTML5プロフェッショナル認定レベル2(以下、レベル2)を取得した背景には、同社の認定資格取得を奨励する方針がありました。製品開発本部で技術育成を推進するテックリードの田中さん(仮名)は、「私たちは、学び続けないといけない業界にいる、ということを認識しなければならないと思っています。一度認定を取得すればそれで仕事が回るほど甘い業界でもありません。認定取得を通じて学び続ける必要性を自ら感じてほしいという思いから、全員に認定資格の取得を勧めています」と語ります。

鈴木さんもレベル2を受験したのは、所属部署の若手育成の一環として、上長から取得を勧められたのがきっかけだったと振り返ります。

「Web系の技術はどんどん進化していくので、担当分野を問わずどんなエンジニアでもHTL5プロフェッショナル認定を取得しておけば役に立つということで、当時の入社1~2年目が一斉に取得にチャレンジすることになったのです。私も佐藤も、その時に一緒にエントリーしました」(鈴木さん)

認定取得を目指すことになった時の印象を、佐藤さんは「大変なことになったというのと、よし、チャレンジしてみようというのと、両方の気持ちがありました」と明かします。

「私も実際の業務でJavaScriptやHTMLを触る機会は何度もありましたが、その経験の割にはちゃんとした知識が身についていないと感じていました。そこで、これを格好の機会と捉えて、基礎をしっかり身につけようと決心して勉強を進めていきました」(佐藤さん)

Interview02

試験に向けた取り組み

暗記ものは繰り返して記憶して
考える問題はとことん掘り下げる

認定取得に挑戦するのは決まったものの、レベル2の認定取得には「HTML5プロフェッショナル認定レベル1を取得していること」が前提条件としてあります。「とにかくレベル1を取っておかないと話にならないので、まずはその勉強に集中して、取得できたらすぐに2カ月後のレベル2の試験勉強に切り替えて追い込んでいった」と鈴木さんは振り返ります。

レベル1からレベル2までが2カ月というだけでも厳しいのに加えて、もちろんお2人ともそれぞれ担当業務があります。本業と並行させながら、どうやって勉強時間をやりくりしていったのでしょうか。実は同社には、就業時間中に勉強に使ってよい時間があり、それを活用したといいます。

「『たしなみ時間』と呼ばれている時間枠があって、ウィークデイはそこを使ってテキストを読んだりして、足りない分は土日のプライベートの時間を使って問題集を解くなど、学習量を積み上げていきました」(佐藤さん)

限られた時間の中では、重要ポイントを押さえた効率の良い勉強法が求められてきます。鈴木さんの場合は、「自分は質より量のタイプ」なので、同じテキストを何周も繰り返して、やった問題はもう間違えないように心がけましたが、「それを実現する上で意識したのが、メリハリをつけるということ」と強調します。

「問題を解く上で、どうしても暗記しないといけないことは結構あります。そこで、テキストの問題解説をしっかり読み込んで、暗記すべき部分はしっかりおぼえる。そうやって暗記すべき部分と、しなくても解ける部分のメリハリをはっきりつけた上で、どこに時間をかけないといけないかを意識しながら勉強を進めていきました」(鈴木さん)

これに加えて、佐藤さんが挙げるのが、「本質を理解する」ことの重要さです。

「暗記する部分は、『質より量』で繰り返し見直すのが大事ですが、その一方で、やっぱり本質を理解していないと、頭には入っていても使いこなせない知識があります。こちらは『量より質』で、例えば問題集で間違えたら正解を見るだけではなく、解説をよく読んで、『なぜこの時に、この方法を使っているのか』『どんな時に使うのが良いのか』『似たようなケースは、どんなものがあるか』まで掘り下げて理解するようにしました」(佐藤さん)

Interview03

受験してみた感想

今まで気がつかなかった
「見るべきポイント」も理解できるように

努力の結果、みごとレベル2認定を取得されたお2人ですが、実際に認定を取得してみて、何かが変わったということはあるのでしょうか。鈴木さんは、明らかに業務で使えるスキルがアップしたと自己評価します。

「主に、JavaScriptとかフロントエンドに関わる部分ですね。コードレビューや、自分でJavaScriptを使って機能改修やバグの修正をするというところに、非常に今回の学習が貢献していると感じています。一番大きいのは、やっぱりコードレビューです。他の人が作ったJavaScriptのコードを自分がレビューするときに、以前だったら恐らく見落としていた部分も、確実に指摘できるようになったという実感があります」(鈴木さん)

これ以外にも、Webサービスを作る時に考慮すべきポイントなどを考える際にも、レベル2の試験対策で学んだことが生かせていると鈴木さん。

「やはり、どうしてもそのWebサービスを作るときに見ておくべきポイントとか、考慮しておかないといけない構造の問題などがあります。そこも、これまでは自分の知識の範囲内で見当をつけて見ていくしかありませんでしたが、一通りHTML5の認定の学習をしたことによって観点が増えた。つまり、これまでは気がつかなかったポイントまで、学習した知識に基づいて、さまざまな角度から把握できるようになったと感じています」(鈴木さん)

かたや佐藤さんは、「インプットした内容が、すぐにアウトプットできるようになったのが、今回得られた大きなメリット」だと語ります。

「今私が担当しているのは、自社のパッケージ製品のカスタマイズなので、レベル2で学んだHTML5、CSS3、JavaScriptなどの言語が直接関わってきます。このため認定取得のためにインプットしてきた技術や知識を整理して業務にアウトプットできたことと、使う機会を多く持てた結果、学んだものをしっかり自分の武器にまでできたというのは非常に大きなメリットだと感じています」(佐藤さん)

また佐藤さんも鈴木さん同様に、コードレビューのスキルが向上したといいます。学ぶ前は「これを作って」という指示に対して、最低限動かすためのコードは書けたものの、冗長さを解消したりパフォーマンスを上げたりするまでは難しかった。「それを解消するために、どんな書き方がベストか判断するには、レベル2の知識が必須だと思う」と語ります。

コードレビューの品質については、先輩方からも「信頼できるようになった」という評価をもらっており、今回のレベル2の学習が日頃の本業の中で十分に生かされていることが伺われます。

Interview04

合格後の抱負

さらにスキルアップを重ねて
「全方位型」の腕利きエンジニアに!

今回のレベル2認定取得で、ひとまずWeb技術の重要な一角は制覇したお2人ですが、もちろん今後も若手エンジニアとして、積極的にスキルアップを重ねていきたいと語ります。そこで鈴木さんが目指すのは、「チームをしっかりと引っ張っていけるテックリード」だといいます。

「もちろんそれには、今よりもはるかに多くの知識と経験が必要です。そのために十分な力量を備えたエンジニアになれるよう、引き続き頑張っていきたいと思っています。また今関心のあるものとしては、やはりクラウドです。現在担当しているサービスで、サイト内検索システムのフロントエンドからバックエンドまでフルスタックでやらせてもらっていて、そこではクラウドサービスを使ったインフラ構築などもあります。こうした新しい領域のスキルを固めるためにも、今後はぜひクラウドの資格なども目指していきたいですね」(鈴木さん)

Web技術以外では、サーバーサイドなどバックエンド側の知識もしっかりマスターして、どんな高負荷にも耐えられる可用性や、ハイパフォーマンス、省コストといったビジネス的かつ経営的な部分までを、トータルに考えられるエンジニアを目指したいと、鈴木さんは意気込みます。

今後について佐藤さんは、「ちょっと自分の趣味寄りではありますが」と断った上で、自分1人でWebサイトをひとつ作り上げてみたいと明かします。

「もちろん実際の業務としては、とても1人では完結できるものではありません。先輩や他の人たちと日々業務に携わりながら、経験を重ねていくことになります。『1人で』というのは、もしWebサイトを自分だけで作るとすれば、どんなことが必要で何に気を配らなくてはいけないか、全て自分で考え実行しなくてはなりません。その経験を通して、Webサイト開発に必要な知識や技術を偏りなく学べるのではと思っているんです」(佐藤さん)

現在はようやく中規模のプロジェクトのレビュアーを任せてもらえるようになりましたが、今後はさらに勉強を重ねて、よりレベルの高いプロジェクトでも自分で全て巻き取れるエンジニアになれるように頑張りたいと抱負を語ります。

では最後にお2人から、これからレベル2に挑戦する皆さんにメッセージをお願いしましょう。

「実際の業務で触れられるのは、Web技術のごく一部になりがちです。自分の経験を偏ったものにしないためにも、レベル2の認定取得を通して、広く基礎的な知識をしっかり身につけようというのをモチベーションに、試験に挑戦してみてはどうでしょう」(鈴木さん)

「何か問題に直面したとき、判断の前提となる知識を持っているかいないかで、判断の内容が大きく左右されてしまいます。一所懸命に学んで身につけた知識は、過去の経験と同様に自分の頼れる『武器』になります。ぜひ今回ご紹介した学習法も参考にしながら、目標に向かって頑張ってください」(佐藤さん)

レベル2への挑戦を考えている方は、この先輩お2人のエールを胸に、HTMLのエキスパートを目指して、ぜひチャレンジしてみるのをオススメします!

 

教育体制に関するコラム

常に学び続けるための環境づくりで
Web技術のプロフェッショナルを育てる

技術開発本部 テックリード 田中昌範さん(仮名)

ecbeingでは、社員が常に学び続けられるための環境作りを目指しています。技術部門の人材育成を担当されているテックリードの田中さんに、その体制づくりや施策などを伺いました。

当社の人材育成・教育の基本は、記事の本文でもお話したように「常に学び続けること」です。そのためにHTML 5プロフェッショナル認定を始めとした、さまざまな技術の認定取得を会社として奨励しています。

また奨励対象となっている資格の中には、認定取得した人に報奨金が支給されるものもあります。またそれ以外の資格も含めて、受験料などの必要な費用は、基本的に会社から支給されます。どの資格の認定を目指すかは、部署ごとに必要な資格を選んで会社に申請し、費用を出してもらうという流れになっています。

育成制度もさまざまなものが用意されていますが、本文でも紹介した「たしなみ時間」は、当社の教育制度の重要な取り組みのひとつだと考えています。具体的には、業務時間の1割程度を自分のスキルアップに使えるというものですが、今回のHTML 5プロフェッショナル認定でも、この「たしなみ時間」を使って勉強している人が非常に多くいました。

テックリードとして大切にしているのは、やはり知識だけでなく手を動かしてアウトプットする。そこで出てきたものを評価して、本人にフィードバックして、必要なことを伝え教えてあげることが大事だと考えています。おぼえた知識を使って開発したものが良かったのかどうか、それを他の人から評価してもらえないと、なかなか自分で知識を使いこなせるようにならない。そのための機会を、なるべく多く作るように心がけています。

当社ではECサイトをメインに、Webシステムのパッケージ製品開発とカスタマイズを2本柱にしています。Web技術に関心のある方、そして自分でもHTML 5プロフェッショナル認定を認定取得したという方には、いろいろな活躍の機会が提供できると思います。関心のある方は、ぜひお気軽に問い合わせください。

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