合格者の声Successful interview

HTML5プロフェッショナル
認定試験 レベル1 認定者

独自の勉強法で90点合格!受験者
としての「興味」から教える側としての「咀嚼」へと意識が
転換していくのを感じています。

株式会社アジャスト
エデュケーショナル事業部 アジャストアカデミーグループ
シニアインストラクター

安村 淳さん

Interview01

やりがい

実務会社だから実現できる
アジャストアカデミーの
「現場仕様の学習環境」と
「実体験型カリキュラム」

株式会社アジャストは、昨年設立20周年を迎えました。メイン事業では、各種Webサイトのデザインからシステム構築、Webプロモーションまで、ワンストップで提供するWebサービスの開発を請け負っています。

また、自社サービスとして動画配信CMS『socialcast(ソーシャルキャスト)』を提供し、お客様の動画クローズド配信や課金販売サイトの構築・運用をサポートしています。

『socialcast(ソーシャルキャスト)』のポイントは、動画コンテンツの管理はもちろん、会員・閲覧履歴の管理ができるだけでなく、クレジットカードやPayPal、コンビニ、携帯キャリアなど幅広い決済方法に対応していることです。
そのため、セミナーや社内教育用動画の限定公開、予備校・塾・学校などの録画授業配信、エンタメコンテンツや各種レッスン動画の販売など、様々な目的にご活用いただいております。

さらに2011年3月からは、Webデザイナー・Webディレクターを育成するための職業訓練校『アジャストアカデミー』をスタートさせました。
『アジャストアカデミー』の特長は、実務会社である当社だからこそ提供できる「現場仕様の学習環境」にあり、すでに数多くの修了生がWebクリエイターとして第一線で活躍しています。

ゲームプログラマーから
Webプログラマーとして経験を積み、
職業訓練校講師へ

現在、私は『アジャストアカデミー』を運営する「エデュケーショナル事業部」に所属しています。『アジャストアカデミー』の主軸である職業訓練の大きな特長は、Webデザイナー・Webディレクターの養成科であるにも関わらず、プログラミングに関する学科や実習が盛り込まれていることです。

私はもともとゲームプログラマーだったのですが、1998年からWebプログラマーとして経験を積み、現在は『基礎から学ぶWebデザイナー・Webディレクター養成科』の講師として、プログラム言語の基礎知識やPHP・JavaScriptの実習科目を担当しています。

昨今、Web業界ではデザイナーやディレクターにも、プログラムの知識が求められていますので、わかりやすい説明とカリキュラムで、まずはプログラムに興味をもっていただきたいと考えています。

アジャストアカデミーの「HTML5認定試験レベル1対策講座」、詳しくはこちら!

Interview02

きっかけ

取得のきっかけは新講座の開講

私が「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1」取得を目指したきっかけは、HTML5に関する新講座の開設でした。

アジャストアカデミー』では教育事業拡充を目指しており、職業訓練とは別に「JavaScript習得セミナー」や「Webアナリスト検定セミナー」などWebクリエイターに向けた講座を開催してきました。
そして、次なる企画を検討した際挙がったのが、Web業界で今もっとも注目を集めているLPI-Japanの「HTML5プロフェッショナル認定試験」だったというわけです。

そして、2015年10月、私が「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1」を取得した後、2016年2月には『アジャストアカデミー』もLPI-Japanから認定校にご指定いただき、4月に新講座の一回目を開講することができました。それが『アジャストアカデミー』の「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1対策講座」です。

今後は、「資格取得者向け」のみならず、HTML5関連の講座として、「初心者向け」「中級者向け」「上級者向け」などレベル別の講座も展開していく予定です。

教える立場で勉強すると、
疑問が次から次へと湧いてくる

教える側に立つことを前提にした場合、知識に曖昧さがあってはなりません。「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1」取得は会社の方針でもありましたが、私自身、「講師に相応しい充分な知識を身につけたい」という気持ちが強かったことも事実です。

…と、真摯な気持ちで受験勉強をはじめたまではよかったのですが、驚いたのはその試験範囲の広さでした。もちろんサーバ周りやネットワークに関する内容など、プログラマーである私の経験が生きる分野も含まれていますが、それを差し引いても勉強しなくてはならない範囲がかなり広いのです。

さらに「HTML5プロフェッショナル認定試験」は、いわゆる「過去問」が開示されていません。そのため、勉強すればするほど次々と疑問が湧いてきて、始める前よりも逆に不安になるほどでした。

言い訳になりますが、当社のWebデザイナーはとても優秀で、キチンとしたHTMLのコードを書いてくれます。そのため、私は仕事の中でHTMLやCSSを意識することがあまりありませんでした。それは我々プログラマーにとってことこの上ないのですが、かえってHTMLを学ぶ機会を逃す原因にもなっていました。

というわけで、これが私にとって初めて体系的にHTML/CSSを勉強するチャンスでした。しかし、「試験勉強」という意識だけでやろうとすると、とてもモチベーションが保てません。そこで、「この機会にHTML5の知識をできるかぎり一つ一つをしっかり掘り下げて理解しよう」と気持ちを切り替えたのです。

そして、私にとってやり甲斐のある、しかしたいへんな挑戦が始まりました。

Interview03

試験への取り組み

HTML5に関連するWebサイトや書籍を
片っ端から読み漁り、
情報収集してオリジナルの『虎の巻』を作成

それからというもの、日々の業務の合間をぬってWebサイトやHTML5関連の書籍を片っ端から読み漁りました。読破した書籍の一部を紹介しますと、大藤幹/NTTソフトウェア株式会社 著『HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1 対策テキスト&問題集』、吉川徹/窪田則子/秋葉秀樹/白石俊平 著『HTML5 レベル1 テキスト&問題集』、羽田野太巳 著『徹底解説 HTML5マークアップガイドブック 最終草案対策版』、竹下隆史/荒井透/苅田幸雄 著『マスタリングTCP/IP 入門編』、益子貴實 著『Web標準の教科書』、技術評論社 編『セオリー・オブ・スタイルシート』、神埼正英 著『ユニバーサルHTML/XHTML』といったところでしょうか。

なかにはすでに絶版の本もあり、入手するのにかなり苦労しましたが、これらの書籍を通してHTMLの歴史や進化を感じることができ、HTML5を深く立体的に理解することができました。

次に、これらの本から得た情報について、一つひとつ丁寧に裏を取る作業を始めました。この「ウラ取り」もかなりたいへんで、結局、試験の準備に3ヶ月もかかってしまいました。

資格取得は社命でもあったので、かなりのストレスとプレッシャーを感じましたが、苦労の甲斐あって、習得方法をオリジナルの試験対策資料『虎の巻』として形にすることができました。

『虎の巻』は「HTML5プロフェッショナル認定資格レベル1対策講座」
のテキストとして大好評!

私の作成した『虎の巻』は170ページほどありまして、当校の「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1対策講座」のテキストとして使用しています。私が3ヶ月の勉強期間中に体験したことや調べあげた情報を盛り込み、資格取得後も5ヶ月かけてブラッシュアップし、現在の完成形になりました。

結果、この『虎の巻』は、まさに私の試験勉強の総括といえる実践的な内容となりました。話は遡りますが、受験勉強を牽引してくれた書籍の中でも特にすばらしく、私にとって「光」となった参考書がありました。それが大藤幹/NTTソフトウェア株式会社 著『HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1 対策テキスト&問題集』です。

当初、受験勉強に迷走していた私も、この本と出会ってからは落ち着いて集中できるようになりました。実は、私の作った『虎の巻』は、『HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1 対策テキスト&問題集』の副読本として活用すると、試験範囲の内容がより立体的に理解できる仕組みとなっています。実際、初回の対策講座でも、参加者の方々から大好評をいただきました。

手前味噌になりますが、アジャストアカデミーの「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1対策講座」を受講した後、『虎の巻』を見ながら『HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1対策テキスト&問題集』を勉強していただくと、かなりの効果が期待できます(笑)!

Interview04

今後の目標

「ゴールを決めた!」というより
「入口に立てた!」という感じ

「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1」というひとつの基準をクリアしたことで、HTML5の全体像を把握することができただけでなく、より詳細なところにも気が回るようになり、それに従いより細かな疑問もどんどん出てきたという感じです。資格取得は、私にとって「ゴールを決めた!」というより「入口に立てた!」というイメージです。

さらに、自分の中でこれらの知識に対する意識が、受験勉強によって引き出された「興味」から、教える立場として理解したことを分かりやすい形に「咀嚼」することへ変化していくのも感じています。

アジャストアカデミー』の運営母体であるWeb制作会社アジャストでは、現在、コーディングやデザインに関わる社員全員が「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1」取得を目指して勉強しています。試験対策の社内研修でも私が講師を努めますので、研修を通じて『虎の巻』もさらにブラッシュアップしていくつもりです。

もちろん「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2」にも興味があります。プログラマーとしては、JavaScriptが中心の「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2」の方がむしろ得意な分野ですから、ぜひ取得したいと考えています。ただ、今は講座の拡充の方が先かな?

アジャストアカデミーの「HTML5認定試験レベル1対策講座」、詳しくはこちら!

Interview05

アドバイス

試験範囲を3回通しで読破する!

試験の手ごたえから言うと、想像していたより意地悪な問題は少なかったと思います(笑)。ピアソンVUEによる配信試験では結果だけが表示されるため、どの問題を間違えたのかは残念ながらわかりません。ともあれ、90点で合格したのでほっとしました。

私は試験範囲を3回通しで勉強しました。「3回通し」とはつまり、参考書を初めから最後まで3回読破したということです。そこまでしても自分の弱い部分は現れますが、合格の確率はかなり上がると思います。

「『虎の巻』や試験範囲を3回通しで勉強すればかなりの確率で合格できるだろう」というのは、私の経験を元にしたひとつの「見立て」にすぎません。しかし、受験勉強を通して多くの知識を得たことは確固たる事実です。

アジャストアカデミー』の対策講座は、私が3ヶ月かけて培ったノウハウをあますところなく注ぎ込んだものになっていますから、モチベーションを保ちながら、ちゃんと準備をして試験を受けたいと思う方であれば、きっとご満足いただけるはずです。

これからもHTML5プロフェッショナル認定校講師として、また、かつて受験者であった者として、みなさんを応援しサポートしていきます。「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1」取得を目指しているみなさん、ぜひアジャストアカデミーの講座にお越しください。

私と一緒に頑張りましょう!

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