time要素

time要素は、日付・時刻を定義します。

日付・時刻の書式はユーザーエージェントに理解できるものである必要があります。

time要素ではISO8601(W3C Date and Time Formats)形式+αがサポートされています。

日付・時刻の指定は次の2種類の方法があります。

  1. time要素の内容として指定する
  2. time要素のdatetime属性で指定する

日付・時刻をユーザーエージェントに理解できるよう定義したいが、表示上は人間に分かりやすい書式を使いたい、という場合にdatetime属性を使います。

time要素にdatetime属性が無い場合、time要素に子要素を含めてはいけません。

年、年月、年月日、月日の指定

  <time>2015</time>
  <time>2015-12</time>
  <time>2015-12-05</time>
  <time>12-05</time>

datetime属性を使った例

  <time datetime="2015">平成27年</time>
  <time datetime="2015-12">平成27年12月</time>
  <time datetime="2015-12-05">2015年12月5日</time>
  <time datetime="12-08">私の誕生日</time>

時刻の指定

  <time>13:05</time>
  <time>13:05:00</time>
  <time>13:05:00.953</time>

datetime属性を使った例

  <time datetime="13:05">午後1時5分</time>
  <time datetime="13:05:00">待ち合わせ時刻</time>
  <time datetime="13:05:00.953">実際に合流した時刻</time>

日時の指定(以下time要素の内容で指定)

日付と時刻は半角スペースまたは「T」で区切ります。

  <time>2015-12-05 13:05</time>
  <time>2015-12-05 13:05:00</time>
  <time>2015-12-05 13:05:00.953</time>
  <time>2015-12-05T13:05</time>
  <time>2015-12-05T13:05:00</time>
  <time>2015-12-05T13:05:00.953</time>

タイムゾーンの指定

協定世界時の場合「Z」を付ける。地域の標準時の指定は「+」「-」に差を指定する形行います。

  <time>2015-12-05 13:05:00Z</time>
  <time>2015-12-05 13:05:00+09:00</time>
  <time>2015-12-05 13:05:00+0900</time>
  <time>2015-12-05T13:05:00Z</time>
  <time>2015-12-05T13:05:00-08:00</time>
  <time>2015-12-05T13:05:00-0800</time>

その他

週の指定例(2015年第48週)

  <time>2015-W48</time>

所要時間、経過時間などの指定は次の2種類があります。

  1. 週(w)、日(d)、時間(h)、分(m)、秒(s) をそれぞれ数字とセットで半角スペース区切りにする
  2. 「P」 に続けて、日(D)と数字を「T」 で区切った後に、時間(H)、分(M)、秒(S) をそれぞれ数字とセットで続けて記述する
  <time>4h 18m 3s</time>
  <time>3d 4h 18m 3s</time>
  <time>1w 3d 4h 18m 3s</time>
  <time>PT4H18M3S</time>
  <time>P3DT4H18M3S</time>
  <time>P10DT4H18M3S</time>